道迷いを防ぐ手段としてスマホの地図アプリは非常に有用です。
私は地図ロイドとジオグラフィカというアプリを利用しています。
しかし、スマホに地図アプリをインストールするだけでは不十分ですので、下記の点に注意しながら使っています。

【注意点まとめ】
▲アプリの操作方法を登山前に習熟しておく
事前に地図のキャッシュ(スマホへ地図データの事前記録)を必ず行う
△スマホのGPS精度が良くない場合は、GPSロガーと連携する等の方法でGPS精度を確保する
GPSには誤差があること理解する
▲地図が間違っている場合があるので地図を過信しない
▲スマホの充電切れや水没に注意する
▲落下によるスマホの破損に注意する
▲スマホの紛失に注意する
▲スマホのバッテリーは寒いと電源が落ちてしまって使用不能となる場合がある
▲暑い日にはスマホが高温で作動しない場合がある
▲地図とコンパスを持ち、使い方を理解しておく

△を先頭に付した項目をもう少し詳しく記してみます。

事前に地図のキャッシュ(スマホへ地図データの事前記録)を必ず行う
山の中では電波が通じないところもあるので、事前に地図のキャッシュ(スマホへの事前記録)を忘れないよう注意しましょう。
キャッシュを忘れると、電波不通区域ではスマホの画面に地図が表示されません。
地図ロイドとジオグラフィカは地図のキャッシュが必要ですが、キャッシュが不要な地図アプリもあります。

スマホのGPS精度が良くない場合は、GPSロガーと連携する等の方法でGPS精度を確保する
スマホの機種特有の注意点としては、スマホの機種によってはGPSの精度が良くない、補足時間が長いといった場合があります。そのため、登山に使用する前に一度テストしてみることをおすすめします。
私が使用しているスマホもGPS性能がイマイチなので、GPS座標はGPSロガー(Bluetooth対応)で捉えてBluetoothでスマホと連携しています。使用しているロガーはHolux製のM-241です。



スマホとGPSロガーの両方の電池を管理しなければならないデメリットがありますが、GPS精度が高くないスマホのGPS性能が改善されます。
※注)元々GPS精度が高いスマホでは、GPS精度の向上は見込めません。

GPSには誤差があること理解する
GPSには誤差が含まれることにも注意が必要です。私が使用しているHoluxのGPSロガーでは測定場所の条件によりますが、50m程度の誤差が生じる場合があるようです。

そのため、私は現在地を確認する際にはGPSが示す位置の他、高度計の示す標高、周辺の地形や山座の位置などで総合的に判断しています。もちろん高度計は登山口で校正し、登山の途中も三角点などで再校正しています。

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スマホを上手に利用して安全登山に心がけましょう。


以上